2日はあいにくのお天気。でもせっかくなので、屋久杉さんたちに会いに、ヤクスギランドへ。
「ランド」と名前があるので、もっとアミューズメントパークのイメージだったのでびっくり。ピカピカきらきらしていない、そのままの森、かなりの見応えたっぷりな見学コース。歩きやすいように整備された敷地内は、踏み荒らされないような植物たちへの保護、配慮にもなってるんかも。
世界遺産になる前は、じゃんじゃんと屋久杉が切り倒されてたらしい。産業のために人の手によって切り倒された後の切り株に、新たに種が落ち芽が出て育って大木になっていくという屋久島の自然独特のかたちがあちこちに。ここでもビロードのような苔が一面覆っていて、みずみずしく満たされてくような空間。
ここでもところどころにヒメシャラが。庭に植えられてるヒメシャラと同じとは思えない色とかたち、野性的でダイナミックで生命力にあふれてる!
根っこもこんなん!
こちら。仏陀杉。推定樹齢1,800年!!
森の守り主のよう、静かな存在感で、森の奥にどっしりと。
ヤクスギランドを出てさらに車で15分ほどあがっていくと…
こちらは紀元杉。
標高1200mの林道沿いにそびえてた。高さ19.5m、推定樹齢なんと3,000年!!!
表面には、ヒノキやらナナカマドやら、12種類もの植物が芽を出し大きく育ってるそう。母なる大地、いや母なる大樹!
紀元杉からこれまた少し上がった林道沿いにあるのが、この川上杉。
川上さんが発見したのでこの名前がついたそう。てっぺんが霧に煙って見えない感じ。
元旦の、晴れの日の森もよかったけど、この日の雨の森も、さらにみずみずしくて緑が鮮やかで、まさに屋久島のイメージそのものの生命力にあふれていてすごくよかった〜〜!!!
さてさて、このあとは雨の中ドライブ。
海沿いの道をぐるっと島を一周。一周は100kmちょっと。
日本の滝100選のひとつ、大川の滝。88mの落差だってー!滝壺のそばまで行けるらしいけど、濡れてて滑りそうなので断念。
島の南部には、ますます南国っぽいヤシの木や色鮮やかな花が咲いていて、同じ島の中でも少し気候が違う印象。
山のかたちやら植物の種類とか、どこかアジアの島に来てるみたい!
地元のおっちゃんの趣味の店っぽい、カフェ&ショップでは「屋久杉の赤ちゃん」販売してた。
お店の庭にはパッションフルーツがたわわにー!
すごく興味深かった、西部林道。
この道は、夕方5時から朝の7時まで通行止めなんだって。うっそうとしていて、車1台分の道幅、対向車が来たらどないしようとドキドキ。
この道で、どうしてもあいたかったしとたち。
ヤクシカさんたちと…
おさるさんたち。
たっくさん会えたよ!
あとで見つけたこんな看板。
雨の屋久島灯台。今はもう使われてないらしい。
明治30年に建てられたというこの灯台、窓や装飾の感じも当時のまま。このガラスブロック、すごくいいーーー!!
晴れてたらきっともっと青いはずの海。でも雨の風情もなかなか!